2010年8月26日木曜日

コミュニケーション

 思えば、石野病院にリハビリ室が設けられた頃に就職し、北大路病院が開設されてから、もう早一年が過ぎたこの9年間。気がつけば知らず知らずのうちに中高年に・・・。変わらないのは大好物の焼酎を飲むこと。これが私の元気の源なのです。人生の折り返し地点の年齢に来て、元気で働けることが何よりもありがたいことだと思える年になりました。

 「リハビリステーション」には、沢山の入院・外来の患者様が来られます。身体の苦痛を抱えながらも一生懸命努力されている現場を見て、毎日のリハビリの奥深さを改めて痛感しています。
 朝一番「おはようございます!! 体調はいかがですか?」と最初の患者様への語りかけから始まり、コミュニケーションをはかりながらリハビリが進められています。
 「コミュニケーション」とは、言葉などを通して相手に伝える、いわゆる人と人との心の交流。日常、どの社会においてもコミュニケーションがはかられ、必要だと思います。また、コミュニケーションをはかることで社会は成り立つとも言えるのではないでしょうか?と言っても、そんなに容易ではなく、とてもエネルギーを使う事だから苦手だという人もいます。日常、話しかけていくことから慣らしていくことも一つの手かもしれませんね。
 リハビリもコミュニケーションをはかることで成り立っています。なぜなら、患者様の家族や職場あるいは、趣味など。患者様の性格やおかれている環境を知ることで、在宅復帰や社会への復帰についての可能性、目標を見極めて進めていくリハビリがされているからです。患者様の中でも様々な年齢の方がおられます。会話の中から教わることが多いです。人生の先輩です。
日々勉強、そして出会いに感謝です。少しでもリハビリは楽しいと感じていただけるように、愛と笑いを提供して参りたいと思います。

リハビリ助手T.E