2012年4月6日金曜日

新病院 開設 3周年 明日に向かって

脳神経リハビリ北大路病院は、平成23年12月1日に無事開院3周年を迎えることができました。これもひとえに皆様方のご協力、ご指導の賜物と感謝いたしております。厚く御礼を申し上げます。

1、この3年間
 平成20年12月1日に「石野病院」が新築移転し、「脳神経リハビリ北大路病院」となり、当初、「一般病棟56床1病棟(13対1)」・「脳血管リハビリⅡ」・「運動器リハビリⅡ」で開院しました。平成21年7月1日に、京都市左京区で5番目の回復期リハビリテーション病棟を取得し、2病棟体制となり、「回復期リハビリテーション病棟Ⅱ(36床)」と「一般病棟13対1(20床)」になりました。
 
 平成22年1月1日から「回復期リハビリテーション病棟Ⅰ(36床)」を取得しました。「回復期リハビリテーション病棟Ⅰ」は「Ⅱ」に比べると人員基準や在宅復帰率の基準が厳しく、この2年間基準を維持してこられたのは、利用者また関係各位のおかげと感謝いたしております。

 平成23年4月からは、牧浦医師を「回復期リハビリテーション病棟専任医」として迎えることができ、回復期リハビリテーションのさらなるステップアップをすることができたと思っています。 以上のように、毎年のように人員確保とリハビリ実績を積み重ね、また皆様のご協力により、次々に回復期リハビリテーションの上位カテゴリーにステップアップしてきました。
 

2、これからの1年
 ハード面、ソフト面共に激動の3年間でしたが、これからの1年間は今までの様なハード、ソフトの劇的な変化はないと思います。3年間で積み上げた物を使って、いかにリハビリテーションの質と量の充実をはかっていくかということが、今年の最大のテーマといえると思います。
 
 リハビリテーションそのものだけではなく、心療内科医、臨床心理士による精神面のサポート、嚥下内視鏡検査、緊急時のCT・MRI検査など、他のリハビリ病院にはない独自の機能も最大限に使って、少しでも患者様の在宅復帰のお手伝いができればと思っています。

 在宅復帰後の訪問リハビリテーションもさらなる充実を図っていきます。また、一昨年から始まった「健康フェスタ  脳神経リハビリ北大路病院」や、院内コンサート、健康教室等をさらに充実させ、地域の皆様に開かれた病院にしたいと思います。これからも脳神経リハビリ北大路病院に、さらなるご指導・ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

 最後に、皆様のますますのご健勝、ご発展を祈念して、私のご挨拶とさせていただきます。

医療法人一仁会 脳神経リハビリ北大路病院長 岡田達也