2011年4月25日月曜日

地域連携室だより

 未曾有の大震災・津波・見えない放射能汚染の恐怖と連日私たちの周りでは、これまでに体験したことのない事実が進行しています。
被災された方々に、明日への希望が示されますように祈ることしか出来ない日々であります。

 そんな中でも私たちは、病院として日常の営みを続けなくてはなりません。
当院はリハビリテーションを医療活動の中心に据えている病院です。
多くは「リハビリをしてなんとか在宅に戻って生活を続けたい」と希望する患者さんを受け入れていますが、在宅に戻るには予想以上に多くの困難があることも事実です。

 当院の相談室は三月から専従相談員を二名体制にして、そんな患者さん・ご家族の方への支援をより充実したものにしていきたいと考えています。
患者さんやご家族と一緒になって、地道に一つ一つの課題を考え乗り越えていく、患者さんにとってよりよい生活はどのようなものか、それを形にしていく、そんな取り組みができればと願っております。

 病院の相談室は、月曜日から土曜日(時間は午前九時から午後五時、土曜日は十二時まで)オープンしています。
入院の方だけでなく外来や在宅の方のご相談も承っておりますので、医療や介護について困っていることや、聞きたい事がございましたらお気軽に訪ねていただければと思います。