2008年4月7日月曜日

我が家の治療犬?

 セラピードッグをご存知ですか?高齢者や障害者の施設また学校などで、医師や介護士、犬を訓練する人と一緒に、「人を助けるために働く、特別な訓練を受けた犬のこと」です。アメリカでは約60年の歴史があり、動物介在療法として認められています。

 そして我が家にも1頭の治療犬?(本当はただの犬です)がいます。名前はカール、少し大きめの犬です。今から12年ほど前に家族で犬を飼おうと決めた時に父が、「前足の太い犬はかしこい犬のことが多いと聞いたことがある。」の一言で前足の太い犬を探し飼うことになりました。

 それから12年、賢かったか、どうかはわかりませんが、エサを食べている時にノラ猫が横に来ると食べるのを止めて猫にエサをやったり、いっしょに犬小屋で寝たりしています。また散歩の時も膝の悪い父と一緒にいく時は、引っ張ったりせず後ろを気にしながらゆっくりと歩いたりするやさしい犬です。時々、散歩の時に溝に落ちたり、つまずいて顔からこけたり、よそ見しながら電柱にぶつかったりと少し(そうとう?) マヌケな犬ですが、いっしょに居るとすごく心が穏やかになることが出来ます。特別何かをしてくれるわけでは、無いのですが、いつも真っすぐに家族のことを見ている姿や行動は、まさに我が家のセラピードッグです。


臨床検査技師  S・N